当院では液体窒素など【保険診療】は基本的に行っておりません、まずはお近くの医療機関(皮膚科)での保険診療での治療をお勧めいたします。
現在、通院が不可能な【県外】の患者さんの【イボ】治療は行っておりません。
【サージトロン】によるイボの治療前と治療後の写真です、 手術直後の写真もございます、苦手な方は注意してください。

以下の内容は院長の林が執筆しています「文責:星の原クリニック院長 医学博士 林 俊」

サージトロン(電気メス)によるイボ治療の症例写真

サージトロン

以下の症例は当院の【サージトロンでのイボ治療】です、現在はより低侵襲の【エクセルV】での治療も行っています、詳細は当院のイボ治療のページを御覧ください

両側の手の多数の尋常性疣贅

右手の手背と手掌

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仕事で手袋を使用なさっている患者さんの手のイボです、手袋の装着時の摩擦でイボが広範囲に広がってしまいました、指の先端と中指で薬指の間に大きなイボがあります。

術前術後1

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範囲が広ため、一度に取れず、また遠方の患者さんのため治療間隔が開き、数度の再発を繰り返しながら治療して行きました。 親指に再発を認めます。

術前術後2

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何度かの再発を繰り返しましたがようやく完治しそうな感じになりました、指の間はビジダームが貼りにくいため瘢痕化してしまいました。
こちらの患者さんは仕事で手袋やグローブを使用なさっていまいた、イボが広範囲に広がった理由として手袋、グローブ装着による摩擦が考えられます。

指先のイボ

3年間液体窒素で治療した指先のイボです、改善傾向が無いため当クリニック受診となりました。

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手術後、再診にいらっしゃらなかったのですが、術後1年3ヶ月後に別要件でご来院なさいました。やや指先が小さくなっていますが再発はしていません、こちらの患者さんは他に2箇所イボを切除しましたがいずれも再発は認めませんでした。

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左親指

左親指のイボです、10年以上前より治療を実施、液体窒素の治療は100回以上なさったそうです、静脈麻酔下で手術実施しました。

治療・前後

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大きな合併症や関節の拘縮もなく順調に回復しました。

治療後5週間

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ほぼ傷は乾いています、少し白いのは亜鉛華軟膏です。

右足底部(目立たない傷跡)

右足底部のイボです、6ヶ月前に気づき近所の皮膚科で液体質素の治療を8回受けたが、患部がどんどん大きくなり、歩くのに支障が出てきたため星の原クリニック受診。

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傷の治りは個人差があり、こちらの患者さんの様によーく見ないと判らない場合もあります。1年半後に別に新しいイボが出来たので治療しました。

右足底部の多発性のイボ(詳細な術後経過)

上の症例と違い、やや傷跡が残った患者さんです。若い女性の方で右足底の多発性のイボ、左の2cm近くの単発性のイボ、手の指の多発性のイボを認めました。5~6年前より100回近く液体窒素の治療を受けましたが病状は進行しました。イボの数が多いた一度での治療は諦めました。

治療前

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最大21mmの尋常性疣贅を複数認めます。イボの範囲が広範囲に分布しているため一度に治療すると歩行に支障が出る可能性がありますが、患者さんのご希望で右足底部のイボを一度に切除しました。

術後5ヶ月

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傷の赤みと硬結、肥厚性瘢痕を認めます。傷の治り具合には個人差があります。症例20の様にほとんど目立たない場合と、この患者さんの様に赤みと硬結が出来る場合があります。

術後8ヶ月

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手術の後は3ヶ月前に比べてやや改善しました、見た目はやや問題ですが患者さん自身は痛みもなく気にならないそうです。 術後の肥厚性瘢痕・ケロイドに対してはイボの再発がないと確認できた時点で内服薬・外用薬・注射で治療可能です。また肥厚性瘢痕の予防に漢方薬を使う場合もあります。

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【尋常性疣贅・ウイルス性イボ】目次

  1. イボ(尋常性疣贅(イボ))とは
  2. サージトロンによるイボ切除
  3. 治療経過写真1
  4. 治療経過写真2
  5. 治療経過写真3
  6. 治療経過写真4
  7. 治療経過写真5
  8. 浸潤療法
  9. 術後の経過と管理
  10. 術後のトラブルと再発
  11. レーザーによるウイルス性疣贅の治療
  12. 治療料金表