ハイドロコロイドの湿潤療法で痛みを少なく、傷を綺麗に直します 。湿潤療法なしではサージトロンのいぼ治療は大変難しいものになります。

湿潤療法は術後管理のポイントです

  1. 術後の痛みが少ない
  2. 早く治る
  3. 拘縮を起こしにくい
  4. 傷跡がキレイ

ハイドロコロイドによる湿潤療法

ビジダーム(ハイドロコロイド)

術後間もない時期は浸出液が多く毎日交換する必要があります、ビジダームだけでは不安定な時は、弾性テープ等で補強します、またビジダームは防水になっているので多少水に濡れても大丈夫です。、院内で一枚約300円で院内で販売しています。

ハイドロコロイド絆創膏(ビジダーム)の使用方法

滲出液は琥珀色の液体で無菌です、滲出液は培養液の働きをし、細胞が増殖するのに大変重要な液体です。

湿潤療法1 4
  1. 術後1〜2週間、カデックス軟膏を使用している期間は毎日交換してください。
  2.  その後はビジダームは毎日交換する必要はありません。
  3. 浸出液を吸収して全体的に白くふやければ交換してください。
  4. 滲出液が少なくなれば3〜5日間が交換の目安です。
  5. ビジダームを張っている患部、及びその周辺は清潔に心がけてください。
  6. ビジダームの上から アルコール綿、70%エタノールスプレーで消毒したり、ウエットティッシュなどで清潔を心がけてください。
  7. 温水シャワーで傷口を良く洗い流してください、滅菌水の必要はありません。
  8. 足のイボの術後で、術後大量の滲出液が出る場合はビジダームの上からガーゼ、又はオムツ等の吸水シートを当てると靴下や服が汚れにくくなります。
  9. ビジダーム単独でずれたり、外れる場合は弾性包帯でビジダームの上から固定してください。

【尋常性疣贅・ウイルス性イボ】目次

  1. イボ(尋常性疣贅(イボ))とは
  2. 星の原クリニックでのイボの治療
  3. サージトロンによるイボ切除
  4. 治療経過写真1
  5. 治療経過写真2
  6. 治療経過写真3
  7. 治療経過写真4
  8. 治療経過写真5
  9. 浸潤療法
  10. 術後の経過と管理
  11. 術後のトラブルと再発
  12. レーザーによるウイルス性疣贅の治療
  13. 水泡形成によるイボ治療
  14. 治療料金表