はじめに
蒙古ひだが目の形、大きさ、二重の形に決定的な影響を与えます。蒙古ヒダは二重の形のほかに眼自体の形を変えます、蒙古ひだがあると丸い幼い印象の眼になり、蒙古ひだがなければ切れ長でキレイな眼になります。
- 眼の形が変わります。
- 少しの蒙古襞の修正でもガラリと印象は変わります。
- 元に戻すのは簡単ではありません。
- ケロイド体質の方は施術出来ません。
表にすると
蒙古ヒダ
アジア人では蒙古ヒダは80%以上の人にあると言われています、またその殆どにおいて微妙な左右差があります、左右の目の大きさや形が異なるのは多くの場合蒙古ヒダの左右差によるものです。 下の写真では右目の蒙古ヒダが左寄りも発達しています、その結果左右の目の形、アイラインの入り方など左右の目の印象は随分違った感じになります。
蒙古襞の有り無しについて
星の原クリニックでは最もポピュラーな内田法で手術をします、デザインの仕方によって蒙古ヒダの取り具合 を調節できます。下の図は白人モデルの典型的な蒙古ヒダのない目とアジア人の蒙古ヒダのある目の比較です、アジア人の場合、自然の二重の方でも蒙古ヒダがある場合は、やや直線的なラインが入ることがあります。
デザイン(内田法)
同じ内田法でも下の図に示すように、大きくW型の切開を入れるのか小さなW型の切開を入れるかによって術後のイメージはかなり異なります。
- 図(上)の様に大きく切開を加えると白人のような切れ長な眼になります。
- 切開線が大きい場合は3〜6ヶ月はノーメイクでは傷が目立ちます。
- 図(下)のような小さい切開では、術後の変化は少なめですが傷は殆ど分かりません。
手術の流れ
当日
- 眼の周囲のメイクを落として頂きます。
- 蒙古ヒダの張り具合の確認します。
- 目頭切開後のイメージをシュミレーションさせて頂きます。
- コンタクトレンズの制限はございません。装着したままで手術が可能です。
- 手術時間は両目で30~50分程度です。
- クーリング:手術室・処置室で約10分間冷やして頂きます。
- 御帰宅:サングラスをご用意ください、手術直後は目のメイクは出来ません。
- 腫れはあまりありませんが切開線が術直後は目立ちます。
翌日
- 再診、術後のチェックと消毒。
- 腫れが昨日より少し強く出ています。
- 内出血が出る場合があります。
3日目
- 洗顔・瞼の軽めのメイクは可能です。
7日目
- 抜糸、抜糸直後は縫合部位がややデコボコしている場合がありますが自然に馴染んできます。
- 傷は約2ヶ月赤みがあります、6ヶ月経過すれば白くなり目立たなくなります。
注意
ケロイド体質の方は基本的に目頭切開はオススしません、術後数ヶ月経過して縫合部が赤く硬くなる方が極稀にあります、その場合は注射にて傷を柔らかくします。