難治性の白斑の場合、外用薬・紫外線治療・フラクショナルレーザーでも改善されないことがあります、このページでは白斑のガイドラインにも記載されている【マイクロ移植】について説明いたします、白斑全般については白斑のトップページを御覧ください。
以下の内容は院長の林が執筆しています「文責:星の原クリニック院長 医学博士 林 俊」
はじめに
経過の長い(10年以上〜)白斑は治りが悪く、【紫外線治療】や【フラクショナルレーザー】でも色素が出ない事があります、その場合は最終手段の【マイクロ移植】を行います。
手術の流れ
移植部位は顔面・手・首などの【露出部】の白斑に対して行います、服で隠れる【非露出部】の白斑には行いません。
- 移植する皮膚を腰の近く(鼡径部)からら所採取します
- 移植する皮膚は1mm大で小さいです
- 白斑の酷い部に1mm大の穴を開けて移植します
- 翌日と一週間後に再診が必要です
経過写真
白い畑に種を蒔くイメージです、種が育ち【色素=いろ】が広がって行きます。
マイクロ移植による難治性白斑治療
【使用機材】なし【リスク】皮膚感染症・移植部の皮膚の質感の相違
【治療間隔・回数】1回
【施術料金】税込¥165,000円(15箇所)
施術料金
ガイドラインにも記載されている治療法なのですがなぜか保険適応できません。
- マイクロ移植は5箇所で¥66,000、10箇所¥110,000(税込)となります