医療脱毛のリスクと副作用
医療レーザー脱毛は、効果の高い脱毛方法として人気で、医師の指導のもと医療機関でのみ行うことができる医療行為です。いくつかのリスクと副作用も存在します。ここでは、考えられるリスクと副作用、そしてそれらへの対策について詳しく解説します。
リスク・副作用1:痛み
痛みの感じ方には個人差があり、レーザー照射時に輪ゴムで弾かれたような痛みを感じることがあります。また毛の太さや密度、施術部位によっても異なります。
リスク・副作用2:赤み・毛包炎
照射部位の円形の赤み・腫れ: 施術後、照射部位に一時的な赤みや腫れが生じることがあります。 これは、レーザーによって皮膚に軽度の炎症が起こるために生じるもので、通常は数時間から数日で消失します。
毛包炎
ごく稀にですが、施術後に毛穴を中心に赤く腫れたりかゆみを感じたりすることがあります。 大半は時間の経過と共に収まりますが。これは毛嚢炎という、毛根を包む毛包という組織が炎症を起こした状態です、特にヒザ下で起こりやすいです。
毛包炎の原因
毛嚢炎は、次のようなときに生じやすいです
- 破壊された毛包に対するアレルギー
- VIOやもみ上げ・襟元などの太い毛
- 施術後の摩擦
- 不衛生なシェーバーの使用
- 剃毛による傷
リスク・副作用3:熱傷
レーザーの出力が強すぎたり、肌の状態に合っていないレーザーを使用したりすると、やけどのリスクがあります。 皮膚表面及び毛包周辺の組織に火傷が生じるリスクはゼロにできません。
剃り残しは火傷の元
施術前日は、照射予定部位を全て剃毛を願いしております。 毛が残っていると火傷の原因となるため、照射が出来ません。 剃毛が難しい部位(Oライン、背中、うなじ)は施術担当の看護師が無料で剃毛を行います。無理せず、ご自身でできる範囲でしっかり剃毛していただくよう、ご協力をお願い致します。
日焼け予防
お肌の日焼けがひどい場合は効率的な脱毛が難しくなります、ヤグレーザー・ダイオードレーザーは日焼けしたお肌でも脱毛できなくはないですが、脱毛効率が落ちます。
リスク・副作用4:色素沈着
レーザー照射後にメラニン色素が過剰に生成され、施術部位が一時的に黒ずんで見えることがあります。 特に肌の色が濃い方は色素沈着が起こりやすい傾向があります。 また、日焼け直後や日焼け止めを使用せずに施術を受けた場合にも起こりやすくなります。
色素沈着の原因
- 不適切な出力
- レーザー照射後の日焼け
- レーザー照射後の摩擦
リスク・副作用5:脱色素
レーザー照射によってメラニン色素が破壊され、施術部位が白くなることがあります。 これは、まれに起こる副作用で、通常は一時的なものですが、 永続的なものになることもあります。
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