
肝斑治療の当院のこだわり
肝斑はよく見かける【シミ】の中で治療が最も難しいシミです、単独の治療法では改善しないことが多く【内服薬】【外用薬】【レーザー】を組み合わせて治療致します。
- 丁寧なカウンセリング: 患者様の肌質やシミの状態、ご希望などを丁寧にヒアリングし、最適な治療法をご提案いたします。
- セールス等は一切行いません。
- 数多くの肝斑治療実績に基づいた、高い技術と経験で、患者様のお悩みを解決いたします。
- 治療の難しい肝斑をレーザー治療、外用薬、内服薬、生活指導など多方面から治療します
- 約2年かけて開発したマルチパス照射法は他の治療に反応しない難治性肝斑に良好な結果を出しています。

肝斑の原因:一体なぜ?

- 女性ホルモン: 妊娠や出産、ピル服用など、女性ホルモンの変動が影響していると考えられています。
- 紫外線: 紫外線はメラニン生成を促進し、肝斑を悪化させる要因となります。
- 摩擦・刺激: 毎日の【メイク】や洗顔による【摩擦】、化粧品との相性が悪いなど、肌への刺激も肝斑の原因の一つと考えられています。
- 炎症: 肌の炎症も肝斑を悪化させる要因の一つです。

肝斑がよくできる部位
肝斑ができると部位は決まっています、圧倒的に多いのが①の頬骨〜頬の部位です。

- 両頬〜頬骨: 圧倒的に多くの方が、この部位に肝斑が出現します。
- 前額部: 額にも肝斑が出現することがあります。
- 眉上〜側頭部: 眉の上や側頭部にも肝斑が出現することがあります。

肝斑治療:当院が提供する4つのアプローチ
肝斑は、他のシミに比べて治療が難しいと言われています。 当院では、患者様の状態に合わせて、様々な治療法を組み合わせ、効果的に治療を進めていきます。

その1.徹底したスキンケア
生活指導:土台作りが肝心

- メイク指導: 摩擦を起こしにくい、肌に優しいメイク方法を指導いたします。
- 紫外線対策: 紫外線対策は肝斑治療の基本です。日焼け止めや帽子、日傘などを活用し、紫外線から肌を守りましょう。
- 保湿: 乾燥は肌のバリア機能を低下させ、肝斑を悪化させる可能性があります。適切な保湿ケアを行いましょう。
- 禁煙: 喫煙は、肌の血行不良やシワ、シミの原因となります。禁煙することで、お肌の健康を保ち、肝斑の改善を促します

その2. 内服治療
効果を高めるサポート
シミの内服治療は一般のシミに対しては効果は限定的ですが、こと肝斑治療に関してはとても大切です、内服が出来ない方の肝斑の治療成績は明らかに良くありません。
トランサミンの効果について
トランサミンなどの内服薬は、肝斑に一定の効果があります、レーザー治療などの効果を高めるために、内服薬との併用は大変有効です。

- トランサミン: メラニンの生成を抑え、肝斑を薄くする効果があります。
- ビタミンC・ビタミンE: 抗酸化作用があり、肌の健康維持に役立ちます。
トランサミン内服中断によるシミの悪化
供給不足により、トラネキサム酸の内服中止でシミが濃くなった例です、肉眼的な変化は少ないのですが(写真左)、特殊な撮影(写真右)をすると3ヶ月の内服中止で隠れシミが濃くなっています、トラネキサム酸の内服は肝斑治療では特に大切です。
一般的な写真では良くわかりません

シミモードでの撮影ではシミが悪化

こと肝斑の治療に関してはトラネキサム酸を含む内服治療はとても大切で、諸事情でトラネキサム酸の内服が出来ない方は肝斑のとれが本当に悪くなります、肝斑治療中は頑張って内服してください

その3. 外用薬
費用対効果を考えると外用薬も良い選択肢です、当院では皮剥けの程度が異なるゼオスキンとガウディスキンの2種類をご用意しております、いずれも内服薬と併用する必要があります。

- ゼオスキン・ガウディスキン・星クリームの3種類をご用意しています。
- いずれも【トレチノイン】【ハイドロキノン】が主成分ですがレチノール反応がかなり異なります
- 残念ながら肝斑に薄くなる確率70〜80%で100%ではございません。

その4.レーザー治療
広範囲の肝斑には、レーザートーニングやピコトーニングなどのマイルドなレーザー治療が有効です。 しかしながら難治性の肝斑ではトーニング治療は無効なことがあり、難治性の肝斑の治療には当院独自開発のマルチパス照射を行っています。

レーザー・ピコトーニング
肝斑のレーザー治療法です、1064nmのヤグレーザーを低出力で肝斑に照射します、複数回の治療が必要で、出力が不適切だと白抜けや肝斑が濃くなるリスクがあります、また15回以上治療すると効果が出にくくなります。
マルチパス照射
当院独自の肝斑・PIH治療目的のレーザー治療で、2年間程試行錯誤を重ね開発しました。レーザー・ピコトーニングは一定の割合で効果が出ないのと、15回以上治療すると効果が出なくなることがあります、当院独自のマルチパス照射はそれを改善してものですが、細心の注意を払いながら行っています。

肝斑治療の前後写真
左頬の大きな肝斑
両頬にあった大きな肝斑です、レーザートーニングで治療しました。

【リスク】熱傷・瘢痕・白抜け・水疱形成 ・炎症性色素沈着・肝班の悪化
【治療間隔】2週間間隔・5回
【施術料金】税込¥50,400円
【備考】治療効果には個人差があります。
右頬マルチパス照射(治療回数:1回)
一般的なピコレーザーのスポット治療の様に【かさぶた】【赤み】は出来ません、またトーニング治療と異なり1〜2回の治療で結果がでます。
一般撮影モード

隠れシミ撮影モード

【リスク】シミの悪化・熱傷
【治療間隔・回数】1回
左肝斑部のマルチパス照射(治療回数:1回)
肝斑の中にある日光性色素斑(シミ)です、強いレーザーで治療すると多くの場合肝斑が悪化します、マルチパス照射で肝斑が悪化することなくきれいにとれました。
【リスク】シミの悪化・熱傷・びらん
【治療間隔・回数】1回

施術料金
治療方法 | ご料金(税込) |
ゼオスキン | ¥58,740~ |
ガウディスキン | ¥36,960~ |
レーザートーニング | ¥73,000 |
シミバスター | ¥132,000 |
トータルケアコース | ¥198,500~ |