福岡市早良区・形成外科・皮膚科の星の原クリニックです、レーザー脱毛後に【シミが出来ない】のが普通ですが、稀に脱毛後にシミが出来ることがあります。このページでは脱毛後のシミの原因について医師が解説いたします。
以下の内容は院長の林が執筆しています「文責:星の原クリニック院長 医学博士 林 俊」
施術後の経過
正常な経過
【照射直後〜数日】普通は毛穴を中心に【赤み】と【むくみ】が出ることが多いのですが、シミが出来ずに元に戻ります。
シミになるケース
【赤み】【むくみ】が出来るところまでは同じですが、毛穴を中心にシミが残ります。
レーザー脱毛後のシミの原因
レーザー脱毛は毛包を焼くため炎症が起こり、施術後はシミができやすい状態になっています、普通はシミが出来ませんが、稀にですが円状のシミが出来ることがあります、以下の原因が考えられます。
- 体質
- 摩擦
- 日焼け
- 出力が高すぎた
- 冷却されていなかった
体質
炎症後にシミができやすい体質の方が稀にいらっしゃいます、レーザー脱毛後は必ず【毛包炎】が起こります、それに対して稀に炎症性の色素沈着・シミが出来ることがあります。ほとんどの場合自然に消えます。
摩擦
原因で結構多いのが【摩擦】です、脚の脱毛後の【タイトなジーンズ】、VIO脱毛後のタイトな【ガードル】、ヒゲ脱毛後の【カミソリ】、円状のシミが複数できます。
日焼け
日焼け肌の方は、レーザーが地肌の色に反応します。そのため【シミ】【白抜け】が出来る場合があります、当院では日焼けが酷い場合は基本的にレーザーの施術は行いません。
出力が強すぎた
レーザーの出力が強すぎた場合は【シミ】になることがあります、そのため当院では安全な出力から開始します、問題がなければ徐々に出力を上げていきます。
冷却されていなかった
【キャンデラ製のジェントルマックスPRO】はレーザー照射時に冷却ガスが出ます、【機械の不備】【照射時の傾き】等で、想定以上の皮膚の負担が起こり【シミ】が出来る場合はあります。