福岡での保険診療での眼瞼下垂の治療をお考えの方

福岡での保険診療での眼瞼下垂の治療をお考えの方

似顔絵【 ねむたい眼】【頭痛】【酷い肩こり】【瞼が重い】、上記の様な症状をお持ちの方は、眼瞼下垂の可能性が考えられます。眼瞼下垂の治療は保険診療が適用される場合があります、眼の開きでお悩みの方は福岡市早良区の【星の原クリニック】まで一度ご相談下さい、初診のご予約はWEBから可能です。

*大切なお知らせ*

保険診療での眼瞼下垂の治療は【美容目的】ではございません、また手術中・手術後の【リスク】等についてご理解いただけない方は、当院の判断で治療をお断りすることがございます。ご了承ください。

以下の内容は院長の林が執筆しています「文責:星の原クリニック院長 医学博士 林 俊

当院の眼瞼下垂術治療の強み

ショート動画(1〜2分)

眼瞼下垂の幅広い症状に対応します

手術の写真
【眼瞼下垂手術】は、以下のような項目を考慮して、一人ひとり手術の内容が異なります。手術をお探しの際は、経験豊富な医師をお勧め致します。
🔻🔻🔻
  1. 皮膚の厚さ・脂肪の量
  2. 挙筋腱膜の状態
  3. 癒着の有無
  4. 眼の上の窪み具合・三重の有無
  5. 先天性・後天性?

保険診療で対応いたします

4557071 sACのコピー

当院の手術は【健康保険】が適応される術式で行います。美容外科に勤めていた時期は【自費診療】で眼瞼下垂の手術を行っていましたが、手術の内容はほとんど変わりません。眼瞼の手術は眼科より【形成外科】での手術の方が、術後の仕上がりが安定していると思います。

審美性も配慮しています

眼瞼下垂ページリニューアル案
院長の林は大手美容外科での勤務も長かっため、一般の形成外科や眼科に比べて多くの審美的な手術をしてきました、なるべく自然なきれいな眼になるよう配慮しています。
保険診療は美容目的ではありません

保険診療での眼瞼下垂の治療は【視界不良の改善】が目的です、手術後に審美的な面が改善される場合がほとんどですが、二重の幅の指定や、目の形の指定は美容医療になります、自費での美容外科になります。

眼瞼下垂の症状

【眼の開き】が悪くなる病気です、慢性的な頭痛、ひどい肩こり、眼精疲労、その他に自律神経失調の原因になります、外見上は眠たい眼になり、以下の様な特徴があります。

福岡 眼瞼下垂

右:60%の黒目(虹彩)が上瞼で隠れる 左:80%の黒目(虹彩)が上瞼で隠れる

【 外見的な特徴 】

  1. 黒眼(虹彩)の20%以上が瞼で隠れる(健常人は80%以上の虹彩が見えます)
  2. 瞳孔(黒目の中の黒目)が上瞼にかかって視界が悪い
  3. 眉を上げる癖がある
  4. 眼の上が凹んでいる
  5. 顎を上げる癖がある

頭痛・肩こり

頭痛
上眼瞼挙筋を使っても眼が開かないので、常におでこの筋肉、前頭筋を使用して眼を開けようとし、前頭筋の疲労が蓄積されます。
 次に目を開ける筋肉には眼瞼挙筋以外にミュラー筋があります、ミュラー筋は交感神経支配で、自分の意志ではコントロール出来ません。 自分の意志で上瞼を開けることできないので、脳は無意識の内にミュラー筋を使って眼をあげようとします、その結果交感神経が常に刺激された状態になります、交感神経は心拍数を上げ血管を収縮させ、筋肉などの血流障害を招き、それが肩こり・頭痛・血圧上昇の原因となります。
  1. 慢性的に前額の筋肉(前頭筋)を使用しているため前頭筋の疲労。
  2. ミュラー筋の使用による交感神経興奮。
  3. 交感神経刺激による肩・首の血管収縮による血流障害。

眼瞼下垂の原因

多くはハードコンタクトレンズの長期装用と加齢によるものです、瞳孔異常眼球運動障害などがある場合は動眼神経や脳神経の筋ジストロフィー症などの大きな病気が隠れている場合があります。

  1. 腱膜性(一番多い)
  2. 先天性
  3. 上瞼・皮膚弛緩症
  4. 偽性眼瞼下垂症(一重瞼など)
  5. 神経性(動眼神経麻痺・ホルネル症候群など)
  6. 眼瞼痙攣性(顔面神経痙攣)
  7. 薬剤性(心療内科系の内服で)

眼瞼下垂原因詳細

眼瞼下垂の検査

当院では詳細な問診と【プジー】という医療器具を使用して、上瞼の状態を確認します。

  1. 問診
  2. 診察
  3. 瞼縁角膜反射距離(MRD)の測定
  4. 瞼裂高の測定
  5. 挙筋機能検査の測定

眼瞼下垂の 検査 チェック バナー 皮膚弛緩症バナー 偽性眼瞼下垂バナー2 トレーニングで改善

手術の要約(前転固定術)

二重のラインにそって切開します

今ある【二重のライン】か、三重がある場合は【幅の狭いライン】で切開します。

切開ライン

挙筋腱膜を同定します

今ある【二重のライン】か、三重がある場合は【幅の狭いライン】で切開します。

挙筋腱膜の同定

挙筋腱膜の剥離

挙筋腱膜を【眼窩脂肪】や【ミュラー筋】から剥離し、動きやすくします。

挙筋腱膜の剥離

挙筋腱膜の固定

引きずり出した【挙筋腱膜】を腱板に糸で固定します

挙筋腱膜の腱板固定

確認

左右差、眼の開き具合、眼の形、まつ毛の向きを調節します。

目の開き

二重形成

一重は視界不良の原因となりますので、二重を補強します、広い二重は開眼に影響しますので出来ません、基本的に奥二重になります。

二重形成

閉創・冷却

細かい糸で表面を縫合します、その後ベットで30分間、眼を冷やした後に医師の診察で腫れ具合、内出血の程度を確認後にご帰宅です、眼が腫れているのでご自身での車の運転での帰宅はできません。

Cooling

⭕ 眼瞼下垂の診察のご予約

症例写真

術後の腫れのピークは術後2~3日です、内出血が出来る場合が有ります、ほとんど腫れは2~3週間で無くなります。

術前・術後写真1

ハードコンタクトレンズ長期装着による眼瞼下垂です。出血が少なけば手術後も右の写真の様にあまり腫れません。
眼瞼下垂 写真
lower scleral show

黒目の下に白眼が見える現象を"lower scleral show"といい、重度の眼瞼下垂の時に良く見られます。

手術前・手術後写真2

ハードコンタクトレンズ長期装着が原因の眼瞼下垂です、眼の開きに左右差があり、右眼の黒眼の40%が上瞼で隠れています、鍼治療も行ったそうですが改善せず当院受診となりました。 
眼瞼下垂写真

手術前・手術後写真3

30年以上のハードコンタクトレンズ使用による、重度の眼瞼下垂で虹彩の70〜80%が上瞼で隠れ、著しい視野不良を認めます。
眼瞼下垂 術後経過

手術前・手術後写真4

78歳女性です、眼瞼下垂の程度が酷く、黒眼な上瞼によって70%覆われており、視界を著しく損ねています。手術後はパッチリした眼に変わり、よく見えるようになりました。
眼瞼下垂 手術前 眼瞼下垂 手術後

手術前・手術後写真5

40歳代の女性です、30年間のハードコンタクトレンズの使用歴があり、10年前より眼の開きが悪いことを自覚していました。
眼瞼下垂 術前眼瞼下垂 術後

手術前・手術後写真6

50年間のハードコンタクトレンズの使用が原因です、ハードコンタクトレンズを外す際に上眼瞼を外側に引っ張ります、それによって挙筋腱膜が伸びて剥がれるものと思われます。
手術前 術後2ヶ月

⭕ 眼瞼下垂・症例写真6

手術の流れ

当日

  1. ハードコンタクトレンズ は手術前に外して頂きます。
  2. ソフトコンタクトレンズは装着した状態で手術が可能です。
  3. 手術時間は片眼で約30~45分になります。
  4. 術後、ベットで約30分間冷やして頂きます。
  5. 抜糸まで眼の上眼瞼のメイクは出来ません、上眼瞼以外はメイク可能です。
  6. 手術当日、車の運転はお控えください。

2日目以降〜

  1. 翌日;腫れ具合、血腫の有無を確認します。
  2. 3日目;腫れのピークです、腫れの為に眼が開けにくなっています。
  3. 7日目〜;抜糸、まだ腫れは残っています。

その他

  1. 術前に採血が必要になります。
  2. 術後の腫れは1〜2週間目立つ事があります。
  3. 片眼ずつの手術も可能です。

術後に腫れやすい方

  1. 目が小さい方
  2. 眼球が突出している方
  3. 上眼瞼の皮膚が厚い方
  4. 皮膚を切除した場合
  5. 過去に眼瞼下垂の手術をしたことがある方
  6. 手術中に出血が多い方

手術代金

健康保険の種類によってご負担金額は異なります、両眼手術代金は3割負担の方で約22,000円(片眼)、1割負担の方で約7,500円(片眼)になります。別途初診料と術前の採血検査代金、お薬代がかかります。
  1. 3割負担の方で約22,000円(片眼)
  2. 1割負担の方で約7,500円(片眼)
  3. 両眼は上記の2倍になります

術後の視力等についての影響について

眼瞼下垂の程度ひどい方は、ミュラー筋をつかって眼を開けようとしているため、交感神経が過剰なシグナルを出している状態です、術後は交感神経のシグナルが正常のレベルに下がるので稀に以下のことが起こり得ます。

  1. 視力の変化
  2. 眼圧の上昇(緑内障の悪化)
  3. 乱視の悪化(極稀)

その他

ヘリング現象(Hering's law )について

 片方の眼瞼下垂、又は左右差の眼瞼下垂がある時、症状の重い方の眼を治療すると【治療した眼】とは【逆の眼】の開きが悪くなる現象を言います。ヘリング現象を認める患者さんは両方の眼の手術が必要になります。

ヘリング現象が起こるかどうかは手術前のシュミレーションである程度判ります、シュミレーションでヘリング現象が出た場合は両側の眼の手術が必要になります。

動画資料

眼瞼下垂・はじめに 1:45

眼瞼下垂の症状と原因 1:35

手術の概要 2:32

手術までの流れと注意事項・リスク 3:11

⭕ 眼瞼下垂の診察のご予約