このページは星の原クリニック 院長 林俊(医学博士)が記載したものです。
上瞼のたるみ
弛んだ上瞼の皮膚が虹彩・瞳孔に覆い被ります
病態の種類について
皮膚弛緩症は加齢が原因のため、ほとんどの場合、上瞼の皮膚だけでなく眼の奥の挙筋腱膜も伸びで【腱膜性の眼瞼下垂】を同時に起きています。
- 上瞼の皮膚弛緩症+腱膜性の眼瞼下垂(多い)
- 上瞼の皮膚弛緩症のみ(少ない)
手術について
以下の3つのパターンがあります
- 上瞼の皮膚切除+挙筋腱膜前転固定術
- 上瞼の皮膚切除のみ
- 眉下切開による皮膚切除
上瞼の皮膚切除と眉下切開の比較
眉下切開
眉毛の下ギリギリで切開します、しばらくは傷が見えます、半年で白い薄い白いラインになります。
上瞼の皮膚切除
弛緩した上瞼の皮膚を二重のラインにそって切除します、傷は二重のラインに隠れて目立ちません。
上瞼で皮膚切除 | 眉毛下の皮膚切除 | |
長所 |
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短所 |
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眉下切開について
ケロイド体質でなく、まぶたを上げるの力が残っていて、上瞼の皮膚が厚い方に最適です、腫れが少なく、腫れぼったさも出来ません。