星の原クリニックの林です、久しぶりに当院で治療した眼瞼手術の治療前後の紹介と説明をいたします。
以下の内容は院長の林が執筆しています「文責:星の原クリニック院長 医学博士 林 俊」
両側の腱膜性の眼瞼下垂
手術前と術後2ヶ月後
治療前:左の虹彩の100%は上瞼で覆われほぼ視界ゼロの状態です、右の虹彩は60%上眼瞼に覆われ、著しく視界が割る状態で、日常生活に著しく影響が出ていました。
原因
50年間のハードコンタクトレンズの使用が原因です、ハードコンタクトレンズを外す際に上眼瞼を外側に引っ張ります、それによって挙筋腱膜が伸びて剥がれるものと思われます。
治療
挙筋腱膜前転法固定術を行いました、両側で60分。翌日再診、7日後の抜糸となります。
眼瞼下垂と三重瞼について
左眼のように、重度の眼瞼下垂の場合、瞼の上が凹み三重になります。三重を放置すると上瞼の皮膚が虹彩にかかり、視界が狭くなることがあるので当院では極力三重にならないように手術中に細工をしています。