難治性のニキビの場合はディフェリンゲルと過酸化ベンゾイルを併用する場合もございます。 

ディフェリンゲルと過酸化ベンゾイル(BPO)の副作用の比較

過酸化ベンゾイルは欧米で広くニキビ治療に採用されている、副作用は上に示すようにディフェリンゲルより軽い。日本では民間のニキビ治療としてテレビの宣伝などでも広く浸透している、過酸化ベンゾイルが保険適応されないのは副作用の観点からでなく医療費削減のためでしょうね (´ー`)

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◆引用文献

Adapalene-benzoyl peroxide, a fixed-dose combination for the treatment of acne vulgaris: Results of a multicenter, randomized double-blind, controlled study Original Research Article Pages 791-799 Diane M. Thiboutot, Jonathan Weiss, Alicia Bucko, Lawrence Eichenfield, Terry Jones, Scott Clark, Yin Liu, Michael Graeber, Sewon Kang, Adapalene-BPO Study Group

 

発赤・落屑・乾燥は過酸化ベンゾイル単独(黄色)よりディフェリンゲル単独(緑)の方がスコアーが高く、一週間目にピークがきます、過酸化ベンゾイル単独(黄色)では上記の症状は強くありませんが併用すると一番強く出ます(紫)。

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【ニキビ】目次
  1. ニキビ(入口)
  2. 各国治療ガイドライン
  3. 保険診療
  4. ディフェリンゲルの使い方
  5. 自由診療
  6. ディフェリンゲルと過酸化ベンゾイルの併用と副作用の比較
  7. 背中のニキビ