治療回数をなるべく少なくしたい方、何回も通院できない方に適しています。
1回の治療での完治率は80〜90%で残念ながら100%ではございません、術後の傷が乾くのには2〜6週間必要で傷の管理が必要です、また足底、足趾、爪周囲は細心の注意を払って施術を行っても、しつこく何度も再発することが稀にございます。
- サージトロンによる治療は健康保険が効きません
- 手術は基本的にご予約制となっております2
- 当日に予約に空きがある場合は診察後に施術が可能となります
- 当日に手術をご希望の方はスタッフにお伝え下さい
サージトロンの治療が出来ない方
- 糖尿病のある方
- 抹消血管の病気がある方
- 重度の心臓・肝臓・腎臓の病気がある方
- 妊娠中の方
手術の流れ
痛みが苦手な方は手術の1時間前にご来院ください、表面麻酔を行うことで注射による局所麻酔の痛みをかなり低減できます(別途税別3000円)。
step1 診察
- 大きさ、形、広がりなどを診察させて頂きます
- 大きさを測り、写真を撮らせていただきます
step2 麻酔
- 細い針で患部に直接局所麻酔をします。細い針を使用しますが、足の底、手足の指は残念ながら痛いです。
- 別途3000円費用がかかりますが、表面麻酔を1時間すると局所麻酔の痛みはかなり軽減されます。
- バファリン、ロキソニンなど解熱鎮痛剤、痛み止めをお持ちの方は局所麻酔の30〜60分前に飲んでいただくと、局所麻酔の痛みが軽減できます。
step3 手術
- 手術時間は大きさ・場所・過去の治療歴によって大きく変わり10〜60分程度になります。
- 術後は看護師により軟膏と包帯を巻かせて頂きます。
治療前後の写真
ウイルスに感染した細胞を残らずに除去する必要があります、取り残すと必ず再発します。
治療前
- 表面は固く、乾燥して亀裂があるのが特徴です。
- また小い出血による黒い点がよく出来ます。
- 表面を切除した程度では必ず再発します。
角質部位を除去
- イボ表面をサージトロンで除去した状態です。
- イクラのようなボツボツを完全に除去しないと再発します。
- 液体窒素療法では正確に取り除くことが出来ません。
指先のイボ
爪の下にイボが入りこんだ場合は爪を切除した跡に、爪の下のイボを焼却する必要があります。
- 指先の皮膚は深いため、治療直後は指が欠けた感じになります。
- 約6週間で傷は乾きます、術後は指は5〜10%程度小さくなります。
- 指先の術後はジンジンした感じや感覚が鈍くなることがあります。
- 術後の指先の異常感覚は6〜24ケ月でほとんどの場合回復します。
足指の底(小さなイボ)
足指の底のウイルス性イボです、表面がガサガサして固く、点状の黒点がある典型的なイボです。
- (左)手術前
- (中央)表層の角化創を切除した写真
- (右)ウイルスに感染したスポンジ状の組織を焼却切除した写真
step4 再診
術後の合併症やイボの再発の早期発見・早期治療のためできるだけ再診をお願いしています。
- 1週間後。
- 3週間後。
- 6週間後。
- 10週間後。
- 16週間後
- 遠方で再診が出来ない方はメールで確認させていただきます。
- 【尋常性疣贅・ウイルス性イボ】目次
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