日光性色素斑の治療には内服薬・レーザー治療・外用薬がございます。最も効率が良く、確実なのがレーザー治療になりますが多くの場合内服薬と併用致します。
内服治療
トラネキサム酸とビタミンCを内服して頂きます、3ヶ月の内服で3割近くの方にシミの改善が認められます。内服薬でシミの改善が認められない場合はレーザー等の他の治療法を考慮します。トラネキサム酸は止血作用がありますので、狭心症・脳梗塞・深部静脈血栓症・閉塞性動脈硬化症・ピルの内服を行なっている方は処方が出来ません。
3ヶ月の内服で2割のシミが薄くなります、残念ながら全員の方に効くわけではありません、トラネキサム酸は市販ではトランシーノとして売られています、稀に体に合わず気分が悪くなる方がいらっしゃいます。
レーザー治療 ⇒ シミ治療に対しては現時点では最も効果が高い
- 2種類のレザー治療機、Medlite C6またはGentle Maxを使用します。
- 局所タイプのシミには高出力のレーザー「Qスイッチヤグレーザー」を使用します。
- 広く散らばっているシミには弱い出力のレーザー「レーザートーニング」を行います。
日光性色素斑に対してはレーザーかトレチノイン外用薬による治療を行います。『局所のタイプ』のシミではレーザー治療により1週間で治療可能です、『散在型のシミ』にはレーザートーニングによる治療を行います
治療機材(薬品)・その他 | シミの種類 | 治療方法 |
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