Kirby-Desai Tattoo Removal Scaleという数式があります、刺青除去の予想治療回数を計算してくれます。
Kirby-Desai Tattoo Removal Scale
6項目により計算します、それぞれの絵の下にあるポイントを合計すると予想される治療回数になります、、この計算式はナノ秒レーザー時代に制作されたものです、ピコ秒レーザーでは計算値より少ない治療回数になります。
治療回数に影響を与える項目
- 肌質
- 部位
- 刺青の濃さ
- 重ね彫の有無
- 刺青の傷や盛上がりの程度
- 墨の色
右下の注意事項が記載されています、①治療前に存在した傷は治療後も残ります。②青・緑・水色・紫・ピンク・オレンジ・茶色・黄色は完全には消えない。③白・ピンク・桃色・などは治療により黒色化する。これらの注意事項はナノ秒レーザー時代の物になり、ピコ秒レーザーになってからでは赤と黄色は黒と同程度に治療に反応します。また青・緑・水色もナノ秒レーザーより治療成績は改善しました、白・ピンク・肌色等はレーザー治療によって一時的に色が濃くなりますが、ピコ秒レーザーでは粘り強く照射すると薄くなると言われています。また合計ポイントが15点以上はナノ秒レーザーでは除去が困難とされています。
Kirby-Desai Tattoo Removal Scale の予測値
縦軸にKirby-Desai Tattoo Removal Scaleによる予想治療回数、横軸に実際の治療回数を示した散布図です、ブレはありますがある程度の予想は可能です。
上記の治療回数はナノ秒レーザー治療での治療結果です、ピコ秒レーザーでは治療回数が少なくなります。図では予測回数と実際の治療回数を示した散布図です、ブレはありますが予定治療回数の参考にはなります。
入力フォーム(さあ計算してみよう!)
上の図から点数を合計しても良いのですが、面倒な方は以下の設問に答えますと計算してくれます。
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ピコ秒レーザーの予想治療回数はナノ秒レーザーの治療回数の60%として計算しました。またKirby-Desai Tattoo Removal Scaleは治療対象におそらく白人が多いことと、そもそも緑・水色・黄色に関しては初めから除去出来ない事を前提としてますので、予測治療回数は刺青が完全に消えるではなく、刺青が目立たなくなる程度に薄くなる治療回数と考えるてください。